記事一覧
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還史
星を渡す―観勒
飛鳥時代、推古天皇10年(602年)から推古32年(624年)まで。百済の僧・観勒(かんろく)が暦や天文の書物を携えて倭に渡り、若い書生たちを育てた二十二年の物語です。 -
還史
火の蓮―麻奈文奴
飛鳥時代、崇峻天皇元年(588年)から数年。日本最初の本格的な寺院・飛鳥寺の造営現場を舞台に、百済から海を渡った瓦職人・麻奈文奴(まなもんぬ)と、飛鳥の若い工人・真手(まて)の物語です。 -
還史
塔の頂―白昧淳
飛鳥時代、590年代。完成間近の飛鳥寺の塔を舞台に、百済から来た金属工芸の技術者・白昧淳(はくまいじゅん)と、倭人(わじん)の父と渡来人の母を持つ若い工人・阿古(あこ)の物語です。 -
還史
秋天の文―旻
飛鳥時代、推古天皇16年(608年)から白雉4年(653年)まで。遣隋使とともに海を渡り、のちに新政権の顧問となった学問僧・旻(みん)の物語です。 -
還史
楯の都―大伴吹負
飛鳥時代、天武天皇元年(672年)の壬申の乱。わずかな手勢で飛鳥を押さえ、大和の戦いを率いた大伴吹負(おおとものふけい)の物語です。 -
残響の問い
産屋の灯
江戸時代後期、天保7年(1836年)の大飢饉の夏。備中・吉備の中山のふもとの村(現・岡山市)を舞台に、十二年ぶりに故郷へ戻った産婆・美緒(みお)が、消えた少年と、二十年前に消えた妹の行方を追う物語です。 -
還史
草木の脈―飯沼慾斎
江戸時代後期、美濃国大垣(現・岐阜県大垣市)。町医者から植物学者となり、日本で初めて西洋の分類法による植物図鑑を著した飯沼慾斎(いいぬまよくさい)の生涯を描く物語です。 -
還史
亡びるのは、先だ―朴市秦造田来津
飛鳥時代、大化元年(645年)から天智天皇2年(663年)まで。近江の渡来系氏族の武人・朴市秦造田来津(えちのはたのみやつこたくつ)と、白村江(はくすきのえ)の戦いの物語です。 -
還史
誰を恃まん―境部摩理勢
飛鳥時代、推古天皇20年(612年)から推古天皇が亡くなった628年まで。蘇我馬子(そがのうまこ)の弟・境部摩理勢(さかいべのまりせ)と、その子・阿椰(あや)の物語です。 -
エッセイ
流れに祓われる 佐久奈度神社に詣でて
流れに祓われる 佐久奈度神社に詣でて 藤代顕向 瀬田川を望む高台に、佐久奈度神社は鎮座している。境内へ足を踏み入れると、木々を渡る風の音に、遠く水の気配が重なった。華やかさで人を迎えるというより、長い歳月をたたえた静けさのなかへ、そっと招き... -
還史
稲渕―南淵請安
飛鳥時代、推古天皇16年(608年)から乙巳の変(645年)まで。遣隋使とともに海を渡った学問僧・南淵請安(みなぶちのしょうあん)と、彼のもとに通った中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)・中臣鎌足(なかとみのかまたり)の物語です。 -
還史
焼け残った名―船史恵尺
飛鳥時代、推古天皇28年(620年)から乙巳の変(645年)、そして『日本書紀』が完成する養老4年(720年)まで。国の最初の歴史書づくりに携わった記録係、船史恵尺(ふねのふひとえさか)の物語です。
